プログラマーって聞くと、
- 長時間労働
- バグ(不具合)の修正
- ストレス過多
なんてイメージがあって、キツそうに思うかもしれません。
ただプログラマーって言っても、仕事内容はいろいろ。
だから人によって感想は大きく変わるんですが、Web開発やスマホアプリをメインにしてる僕なりの感想を書いてみたいなーと思います。
ゲームプログラマーとか、組み込みエンジニアとか、仕事もいろいろ。
プログラマーにはストレスの強い作業がある
プログラマー(ITエンジニア)はストレスの強い作業が待っています。
1番ストレスの強いときで、胃がキリキリして頭が割れんばかり痛くなりしました。
- 本番環境でのプログラムの修正
- 本番環境でのデータべースの操作
- 稼働中システムのリリース作業
- 最速を求められる複雑なSQL文の作成
- 却下が許されないiPhoneアプリの申請
ただ最近はAWSなどのお陰で、本番リリース作業はとてもストレスが少なくなってきてます。
それでも銀行システムが落ちて大騒ぎになるように、あれはストレス高い作業です。
身の毛もよだつ嫌な作業です
本番環境をイジる
個人的にはクライアントの本番環境をいじるのが一番嫌でした。
絶対に止められないシステム(止めると損害がすごい)をイジるのって、相当に怖いです。
万が一トラブルが起きたら“完全に僕のせい”じゃないですか・・・
緊張して身体がフワフワするんですよね。
「あぁ〜コマンド打ち間違いそぉ〜」ってなるんです。
※大丈夫な人は大丈夫らしい(;・∀・)
でも最近ではAmazon Web Serviceのおかげで、リリース作業が随分楽になりました。
本番環境を簡単にコピーしたり復元したりできるので、失敗してもすぐに元に戻せるんですよ。
ただ本番一発勝負ってところもまだまだありますけどね。
寿命が縮まるんですよ。
最速を求められるSQL文の作成
とある大手のすごいデータ量と大量のテーブル設計をして、0.5秒以内に検索するSQL文を作る仕事がありました。
これは作るのには、ほんとーに苦労しましたよ。
そもそも出来るのかどうか分からなくて、重圧で歯ぎしり止まらず。毎日、風呂でもトイレでも頭の中はSQL。
いろんな人にアドバイスもらって、MySQLで本出してるような人を紹介してもらって、それでなんとかDB設定とSQL文を整えて乗り切りました。
ただ最近はデータベースそのものの速度が上がってきるので、ここまで苦労する必要はもうないのかもしれませんね。
Amazon Auroraとかそもそも速い。
却下が許されないiPhoneアプリの申請
今はそーでもないけど、iPhoneアプリって最初は審査が厳しかったんですよ。
たとえ大手であっても無慈悲に却下になって、そのあと何をやってもリリース出来ないこともありました。
「却下になる可能はありますよ」
と、お客さんに伝えてはいたんですよ。
でももし却下になったらやっぱ納得しないじゃないですか〜。
「作りが悪いんじゃないの?」
って話になるわけですよ。例えそうじゃなくてもね。
しかもどっかのリアルインフラ系のお偉いさんは、こっちの話を一切聞きません。
この仕様だと落ちるかもしれないって言ってるのに全然話が伝わならいし。
やめてって言ってるのに、完成前にプレスリリース打ちまくって、もう逃げ道がありませんでした。
だから申請するときはドキドキで寝られなくて、パソコンの前でスマホ握りしめながら布団はいってましたよ〜。
幸い奇跡的にOKでした。
そのあと死んだように寝ました。
駄目だったらマジ逃亡してた案件です。
プログラマーに降りかかる健康問題
これは地味にツライけど、必ず誰にでも降り掛かってる話です。
特に年齢が上がってくると、プログラマー(ITエンジニア)を最も悩ませるのは健康問題。
- 眼精疲労
- 肩こり
- 腰痛
- ヘルニア
- 腱鞘炎
- 逆流性胃腸炎
- 顔面神経麻痺
- 痔
ちなみに全部、知り合いのエンジニアか自分に起きた症状です。
眼精疲労と肩こり腰痛は、これは誰もが悩まされる職業病みたいなもの。
それ以外は20〜30代前半のうちは大丈夫です。
30代後半にはいって体力が落ちてきたときに、今までのツケが一気に吹き出しますよ。
ヘルニアって腰ばっかりじゃなくて、首をやっちゃう人もよく見かけます。
猫背の人はディスプレイの位置を調整して、すこしでも解消しておきましょうね。
逆流性胃腸炎とか顔面神経麻痺もわりとなっちゃう人多いですよ。だんだんストレスに対して身体がもたなくなってくるんでしょうね。
あっ痔はね〜、笑えるようで笑えないから! (/ω\)
逆に20代は全く気にしなくてOK!
プログラマーの長時間労働は別に苦にならなかった
最後にプログラマー(ITエンジニア)につきものの長時間労働について。
僕は縁あってブラック企業からスタートしました。^^;
そして次に就職したベンチャー企業も、徹夜徹夜のデスマーチが常態でした。
だからフリーランスとして独立するまでは、ずーっと長時間労働だったんですね!
でもず〜っとPCの前でカタカタしてるの好きなんです。
だから長時間労働はそんな辛くないんです。(もちろん人によって感じ方は別)
徹夜を繰り返すデスマーチだって、若かったらモチベーション高くてお泊り会みたいなノリだったし。
それにベンチャーの仲間は気楽だったので、人間関係がめっちゃ良好でした。というわけで長時間労働は平気だったんですよ。
でもこれらは環境とか好みによって感じ方が全く違うかなーと思いますよ。
まとめ:プログラマーにはキツイし大変なこともある
ただですね、プログラマーよりきつい仕事ってたくさんあると思いますよ。
警察官とか看護師とか介護職のほうが、よっぽど過酷なんじゃないかなと。
睡眠時間で言ったら調理師も大変そうですしね。
プログラマーは朝自由でエアコンも効いてるし、顧客の顔色みなくていいし、比べてみると悪くないと思うんですよね。そかもそれでいてお給料は良いわけですから。
僕がプログラマーとして経験した範囲では、そこまでキツイってことはまず滅多に無いかなーって思います。
むしろプログラマーやってて楽しかった毎日のほうが、圧倒的に多いんですよ。
そのあたり魅力を、以下の記事でたっぷり紹介してます。